Vol.4 患者さまと長くつきあっていく家庭医として負担を軽減できるHMネットの魅力を実感しています。 患者さまと長くつきあっていく家庭医として負担を軽減できるHMネットの魅力を実感しています。

福山市御幸町に開業して30年。現在は、内科系、外科系疾患にかかわらず、どんな体の不調の相談も受け付け、必要に応じ専門医へ紹介するなど、安心して診察が受けられる体制を整えておられる平井外科胃腸科医院。患者さまと一生付き合っていくかかりつけ医の同院でも、HMネットの情報開示カードが役立っています。

医療法人社団 平井外科胃腸科医院 理事長・院長 平井泰明さん

診察がスムーズに。それが一番のメリット。

平井理事長:患者さまが、紹介状もなくフリーで総合病院に検査に行った、2度目・3度目と再診に行った...という場合、なかなか医師から検査データをいただくことは難しいものです。医師の忙しさがわかるため、お願いしにくいということもあります。こうしたケースでも、HMネットの情報開示カードを利用していると、最新の検査データをスムーズに閲覧できるのでとても便利です。患者さまもフィルムや資料を持ち運ぶ手間がなく、うっかり忘れた、ということも防げます。例えば、肝がん治療中の患者さまの場合、専門医から口答で診察結果を伝えられても聞き漏らしたり、理解しにくい場合がありますが、データを共有いただくことで一緒に経過を観察することが可能になります。

医療法人社団 平井外科胃腸科医院 理事長・院長 平井泰明さん

よりよいケアに、情報開示カードは有効

平井理事長:当院では、紹介状とともに、HMカードの発行をお願いする「手づくりの案内状」を用意しています。当院を利用される患者さまでカードを利用しているのは現在約100名。まだまだ少ないのが現状です。「バタバタしていて作るのを忘れた」という患者さまもいらっしゃいますので、それを防ぐためにも事前に了承していれば自動的にカードを制作できるようなシステムができるといいと思います。
今後、このカードが双方向で検査情報をアップできるようになったり、CT画像の閲覧に加えてダウンロードもできるなど、さらに簡便になることを希望します。HMネットの参加施設が増えると、薬の重複投与の心配も減少しますし、早期に横のつながりが広がることも期待したいですね。これからも、HMネットを利用しつつ患者さまによりよい診察・治療ができるよう尽力していきます。

平井泰明さん、スタッフの皆さんとHMネットイメージキャラクター ぽぽじろう

プロフィール

平井泰明
医療法人社団 平井外科胃腸科医院 理事長・院長
平井 泰明(ひらい やすあき)さん
1979年
鳥取大学医学部大学院博士課程卒業
1980年
鳥取大学医学部付属病院第一外科
1980年
鳥取県立中央病院外科
1983年
寺岡記念病院外科
1985年
平井外科胃腸科医院を開業
資 格
  • 医学博士
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本消化器外科学会 認定医
  • 日本医師会 認定産業医
平井外科胃腸科医院 ホームページ
http://www.hirai.or.jp/

ひとこと

体のことでの心配、相談は、遠慮なくご相談ください。しっかり他の医院・施設と連携を取り、手厚い対応を行います。

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