
高齢化がすすみ、環境の整備が急がれる中、特に重要視されているのが在宅医療です。高齢や要介護により、医療機関に通うことが困難な場合、在宅医療のための環境が整っていれば、安心して治療や療養に専念することができます。
また、家族と生活をともにできることも大きなメリットです。
厚生労働省の在宅医療・介護推進プロジェクトチームがまとめた「在宅医療・介護の推進について」によれば、6割以上の国民が「自宅で療養したい」と回答。また要介護状態になっても、自宅や子ども・親族の家での介護を希望する人が4割を超えました。
在宅医療・介護には地域における医療・介護にかかる各職種の連携が重要です。
しかし、現場には医師との連携が取りづらいとの声がありました。
ケアマネージャーの半数が「医師との連携が取りづらい」と感じています。
ケアマネージャーの半数が「医師との連携」を困難に感じています。
HMネットの「電子連絡ノート」(=多職種間電子連絡ノートシステム)は医療・介護にかかる各職種間の様々な情報をパソコンやタブレット、スマートフォンなどの情報端末を経由して共有する在宅医療/介護支援システムのためのツールです。
情報が時系列の記事として入力でき、動画や画像もリアルタイムに共有することができるため、医療・介護に必要な情報を各職種の方々がスムーズに参照できる環境が生まれます。
情報を時系列の
記事として共有
症状も写真や動画で
分かりやすく共有
HMネットでは圏域や職域で制限されない情報連携を目指しています。
在宅医療/介護支援システムも将来的にはHMネット参加施設の様々な情報とリンクし、よりスムーズな医療連携となる予定です。
地域の全ての患者のみなさまにもっと効率的で、安心・安全な医療と福祉の提供を。
ひろしま医療情報ネットワークでは今後も取り組みを継続していきます。